儚い命尊い命
今年も終戦の日に23歳を迎えることができました。
こうして健康で好きなように生かされていられること、本当にありがたくてありがたくて。
まずは両親に感謝します。
今年の誕生日は仕事でした。誕生日を父親の田舎以外で過ごすの初めてだったのでなんだか変な気分でしたが、
患者さんに「今日私誕生日なんです!!」 と伝えると、めでたいと言って肩を揉んでもらい、その方は昔を思い出して泣いてました。
そんなことが日常茶飯事で、特に他人の涙や悲しみに対して感情が鈍くなりそうです。
鈍ってしまったら終わりです。
人間は一人一人違っていて、みんな個性の塊なんだなぁと…新鮮な気持ちを持ちながら楽しんで仕事できているので、鈍ってしまうことはないかな。と…
この季節、この時期になると毎年足を運ぶのが、
「世界報道写真展」
今年は報道カメラマンの長井健司さんが撃たれて亡くなられるまでに収めたフィルムも公開され、今までの写真展で一番心に残るモノがありました。
言葉で上手く伝わらないものも、写真なら一瞬で観る者の心に訴えかける力強さがあるんです。
日本は平和で平凡な国だと改めて思い知らされます。
でも物質的な豊さは、本当の幸せとイコールでは絶対にないと思います。
写真展でみたエイズに感染した子供たちの屈託のない笑顔は、最近のニッポンジンではなかなかお見かけできません。
写真展は本当に大切なことを教えてくれます。お時間ある方はぜひ!!!